クルーズ + K&T ピックアップのイベント、タイムスケジュールと内容は以下の通りです
・K&T最新ピックアップであるT-61Tのサウンドを知る!
イベントはまず、K&T 高野さんが新たに入手した非常に抵抗値の高いコイルを採用し手巻きされたテレキャスターピックアップで「T-61T」の音色をチェックします。通常1フィートあたりの抵抗値が7Ω程度のところ、8.5~9Ωあるこの特殊なコイル。このピックアップは1959年から1961年までフェンダー社がラップスティールギター用のピックアップに使用していたものと同等品とのこと。これをテレピックアップに採用することで、ターン数を増やす事なくピックアップの音色に「コク」をプラスした様なサウンドが得られるとの事で、オリジナルの61年のテレにもこの音色のモデルが存在したということです。では、果たしてそのサウンドは?
今回はそのピックアップをクルーズヴィンテージライン・59TLに搭載。サウンドチェックを行うだけでなく、これまでも多くのギターマニアを唸らせてきたK&T Zoso(Jペイジ)K&T Yellow Line(Rフォード)をそれぞれ別個体の59TLに搭載し、弾き比べてみます。スペック的にはほとんど同じ… でも微妙に違う… というか、結構違いがある… このピックアップのサウンドを是非皆様にも体験していただき、なぜここまでピックアップにこだわらなければならないのか?という事をトークを交えてご紹介したいと思います。ちなみに、このコイルはジャズベースのピックアップにも非常にオススメのコイルとのことです。
続いて、イベント開催告知直後から話題となり売り切れ直前となったN.O.S ヴィンテージワイヤーのプレゼンテーションを行います。ここでは実際にクルーズのOSTL-59(テレタイプ)のアウトプットケーブル(2本)のみをクルーズの出荷時のスタンダードワイヤーからNOSベルデンワイヤーにその場で交換し、どの位音色に変化が生じるか?というチェックを行います。
当日はスタンダードOSTL59のサウンドチェック
→坂本氏がケーブルを交換
→交換後のサウンドチェック
以上をライブにて行います。たった2本のケーブルがどれくらいの変化を生むのか?チェックしてください。
ピックアップの性能とギター本体のサウンドの関係を解説
ここでは先ほどのOSTL59とヴィンテージラインの59TLを弾き比べてみることで、ボディーやネックと言った「ギターサウンド本体が持つ音」が、どの様にアンプからの出音に影響するかをチェックし、トーンウッドの本質に迫ります。また、新たに入手したハードメイプルを展示いたします。本柾目のフレイムメイプルです。この材でLED-1959のオーダーも受注可能です。
最新のLED-1959、ST-60 SLABのサウンドをチェック
クルーズの人気モデルであるLED-1959、ST-60 SLABをヴィンテージマーシャルやフェンダーデラックスリヴァーブなどに接続し、ロックやブルースの王道のサウンドを体験。その上でクルーズヴィンテージラインとK&T、両ブランドのコラボレーションモデルがどう行ったサウンド・パフォーマンスを目指して製作されているか?を実演でご説明します。
5月3日(金/祝)14:00-16:00
当日の参加は自由です。イベントスタートの10分くらい前までにフーチーズ にご来店ください。
皆様のご来店をお待ちしております。
イベント担当:村田