サイドパーク和田のブログにも登場していましたが、改めてブラックスターのオーディオインターフェイス「POLAR2」をご紹介します。
Blackstar POLARはギタリストやベーシストが真空管ギターアンプで演奏している時に感じる「感触」「レスポンス」をもったオーディオインターフェイスです。まさにギタリストのためのオーディオインターフェース、といっても過言ではないでしょう。この動画を見ていただければ「なるほど」と思っていただけると思います
「インターフェイス直結の音」の常識を覆すアンプ的な弾き心地
POLARには一般的な「Hi-Zインプット」ではなく「FET入力」が装備されており、超低ノイズでハイ・ヘッドルームを実現しています。「Hi-Zインプット」は微弱な信号であるギターなどの出力に対応していますが、直線的なサウンドになる傾向だと思います。「FETインプット」は「入力信号に準じてダイナミックに反応する」という感じでしょうか。簡単に言ってしまえば「真空管の特性に近い動作」が特徴です。例えばFETを採用したオーバードライブはタイトで冷たい感触ではなく、ピッキングに対して自然で、ややシルキーな質感を加えてくれる、という事になります。ハイ・ヘッドルールなのでベースや高出力ピックアップを搭載したギターでも、その信号をしっかり受け止めてくれますし、何よりペダルとの相性も抜群なのです。
「Enhance」スイッチ
「Enhance」スイッチは本物の真空管アンプで演奏するときのタッチ、感触、レスポンスを再現します。真空管アンプの入力段のノンリニアな動作や特性のすべてを模倣したPOLAR独自の回路を通過します。「Enhance」を有効にすると、デジタル クリッピングを気にせずにギターのレベルを設定でき、この機能により、POLAR のプリアンプを本物の真空管アンプのように駆動できます。インプットレベルの調整が容易で、ダイナミックなギター信号をスムーズに処理できるため、耳障りな音やテイク中の不要な歪みを回避できます。また前記したようにFETインプットと合わせてギターからペダルを経由してPOLARに入力しても嫌なクリッピングを発生させません。Enhance スイッチをONにする事で「プレイバック（録音済み）の音は良いんだけど録音中の（ライブでの）モニターサウンドには不満が…」という悩みも激減します。
執拗なまでにこだわったプリアンプの実力
POLAR のマイク プリアンプは有名なビンテージ・スタジオ プリアンプからインスピレーションを得ています。チューブ・プリやサチュレーターペダルを使用せずとも、前記したようにシルキーで豊かな音色を実現し、ライン入力でもサウンド全体に深みを加えます。さらに「Enhance」を有効にすると、信号の高域が穏やかに持ち上げられ、ボーカル演奏やアコースティック楽器などフラットなサウンドに自然な明瞭さと空気感を加えてくれます。
ギター／ベースとボーカルの録音に必要な機能はすべて揃っています！
POLAR には、St. James Plugin Suite (129 ドル/20,000円相当)、Ableton Live Liteレコーディングソフトウエア、ReLab LX480 Essentials Reverb、Melodyne Essential などを含むスタジオ ソフトウェア コレクションが付属（無償ダウンロード）しています。つまり、これから録音を始めてみたいギタリストの皆さんが最初に必要な物は全て揃っています。しかも本体価格もかなりのコストパフォーマンスを実現しています
ギタリスト特化型のオーディオインターフェイスの名に恥じない仕上がり、サウンドです。
是非チェックしてください。
