こんにちは。和田です。
ライブも声出しがOKとなり、徐々に今までの感じが出てきました。
広い会場のライブで思いっきり楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
私としては先日ドリーム・シアターへの復帰も発表されたマイク・ポートノイを有するこちらの来日も気になるところです。
ライブを見に行くに加えて、久々ににライブをする、これから始めてライブをするというBassmanの方も多いでしょう。そこでふと思い出した事を今日は綴っていきます。
そのふと思い出した事とはライブ会場での
中音と外音の違い気にしてる?
です。
中音とはステージ上で聞こえる音、外音は客席で聞こえる音です。
いや、同じ音出てるでしょ!!
と思うかもしれませんが、客席にレコーダーなどを置いていて、後で聴いてみた時に
あれ?なんか違うぞ?
ってなったことはないでしょうか?はて、その理由は?
ギターの場合はマイキングされた音がPA卓を通って客席に届けられる事がほどんどですが、ベースの場合はアンプのラインアウトまたはDIを通した音がPA卓に届き、客席にアウトされる事が多いです。
この際にDIがどの位置に設置されているかよって、状況が変わってきます。
例えばアンプのインプットよりDIが前に設置されている(ベースのダイレクト音(ドライ音)がPA卓へ、パラレルもしくはスルーアウトからアンプのインプットへ)場合はベースの音はPAさん頼みとなります。
ベースアンプのインプットにシールドを挿すのではなく、アンプの上に設置されたDI ボックスにシールドを挿す場合は主にこの絵の状態です。
ですので、まれに
あれ?外音が思ってたんと違うぞ??
っとなる時がありますので、外音をチェックしておくのも重要です。
※会場の環境によります。ですので、しっかりリハーサルの時に外音も聞いて、イメージと違う時はPAさんとしっかりと音作りを詰めましょう。リハーサルはバンドの為でもあり、PAさんにとっての音作りの時間でもありますので、PAさんとのコミュニケーションもライブでは重要ですよ!!
いや、客席までシールド届かんがな…
って場合は誰かに聞いてもらいましょう。
ちなみに私はライブでは基本的にワイヤレスシステムを導入しているので、リハ中は中音のバランスや外音を聞く為にウロウロしてます。なので、リハ中は
ステージ上にいません(笑)
自分で言うのもですが、ちょっと不気味な人ですよね…。
でも、自分たちのバンドサウンドを思ったように客席に届けるには重要な事であり、この時にPAさんと仲良くなれる機会でもあります。
ライブハウスのブッキングマネージャーと仲良くなるのもですが、PAさんと仲良くなるのも重要なんです。
この様に外音と中音の違いをコミュニケーション力で打破するという手段もありますが、もう一つはPA卓へ行く音(ダイレクト音)を事前にメイキングしておくというのも一つの手段です。
で、そういう時に役に立ってくるのがDIアウト付のプリアンプペダル。
以前は限られたものしかなかったですが、最近のベースプリアンプペダルDIアウトが搭載されているものが多く、簡単にPA卓へいつもの音を届ける事ができますので、1台もっておくと安心です。
と、言われてもたくさんあって、どれがよいのよ…
って思う事と思われるBassmanも多いと思いますし、確かにそう思います。
実際に私もどれが良いのかわからなくて、あれやこれやと試していたのが昨年のこのコーナー。
いま思うと、めちゃくちゃたくさん揃えたな…。
っと思いつつ、このコーナーのおかけで沢山のBassmanのご意見を頂く事が出来ましたので、当店のペダルプリアンプ/DIのお勧めも絞り込む事が出来ました。
ご意見くださった沢山のBassmanの皆様に感謝です。
それではお勧めのペダルアンプ/DIを発表!!といきたいところですが、なかなか長引いてしまいましたので、結果発表は次回にて。
それでは。
和田