渋谷店ニシキドです。
先日公開したCrews Maniac Sound Solution R6動画の連動ブログです。
アンプ/インターフェースとしてBlackstar AMPED1、ドライブペダルにREVV G3、KORGのULTRA BUFFER搭載のPitchblack X、ベースの録音時にはFree The Tone SILKY COMPを使用しました。詳しくはデモ演奏の後に解説しておりますのでチェックしてみてください。
今回もオリジナルでデモ曲を作成し動画撮影をしてみました。イメージは”とある2曲の掛け合わせ”です。
冒頭はPolyphia「40oz」のノリとシャープでキレのあるサウンドをイメージ。
Polyphiaもそうですがichika氏、Yvette Young氏などこういったサウンドをよく使ってますよね。TTNGなどのマスロック系サウンドからの派生もしくはAndy McKee以降のアコースティックソロギターからの派生でアコギっぽい(ピエゾっぽい)シャープでブライトなサウンドなのかな?なんて思ってます。
今回はSolutionのMIXポジション コイルタップでこの辺りのパーカッシブなサウンドを意識しました。トーンポットPUSH/PUSHでコイルタップが可能です。このギターに搭載されているCL&DISというクルーズオリジナルのピックアップはコイルタップ時のサウンドまで考慮して設計/開発されているのでタップ時の音も実際のプレイ時 “ちゃんと活用”することができます。またダイレクトマウントも効いてハム時もタップ時もタイトで芯のあるサウンドに仕上がっています。
中盤はI Built The Sky「Up Into The Ether」のメロディックなシーケンスフレーズでゴリ押すスタイルをイメージ。
普段、聴いたりはしますが自分では弾かないプレイスタイルなのでフレーズが思い浮かんでからというもの…弾けるようになるまで(結果荒削りですが)苦労というか限界に挑戦した感じですね…笑 このスピーディーなシーケンスフレーズはSolution R6のプレイアビリティの高さだから弾けた感じです…!!(ベースもRabbit is USA-Bがショートスケールかつナローネックなのでこれじゃなきゃダメでしたね。)というかこのプレイアビリティの高さだからこそ出てきたフレーズなのかもしれません。
「楽器に導かれる。」そういうことありますよね?
SolutionシリーズのネックシェイプはCrews Bottom’s Upなどにも採用されているカスタムCグリップを基本としておりますが少しだけ薄めに仕上げられております。またサイドスキャロップ仕様(写真参照 指板のサイドに少しRが設けられております)のため指がまわしやすくこれに助けられました!ハイポジションプレイ時では親指を逃がせるようジョイント付近にカットが入っているのでそこもポイントです。
あとはいかに楽な運指で弾けるかも結構考えました。笑 基本的なフレーズはドロップDチューニング録音しましたが、シーケンスフレーズを弾く時だけは6弦からD-A-D-A-D-Gという変則チューニングで弾きました。ドロップD 6弦→3弦で作った上昇フレーズの1オクターブ上を弾きたかったのですが、レギュラーチューニングの並びだと大変。そこで4弦→1弦で同じ上昇の仕方ができるようにしたのです。
ここからはまとめに入ります。
ピックアップのダイレクトマウント、ハードテイル、ロック式ペグによるタイトな音像はフラッシーなリフやダウンチューニングのメタル/ハードロックなどラウド系のプレイはもちろん、(今回の場合はそこにマホガニーならではの力強さと奥行き感、オイルフィニッシュのオープンな鳴りが絶妙に溶け込んでいるのが心地良く)この手のスタイルにも結構向いているなと思いました。リバースヘッドもスタイリッシュでかっこいい。
リバースヘッドの恩恵に関しては下記のブログをチェックしてみてください。
また以前こんな動画も公開してます。
ハムバッカー&タップ時のそれぞれサウンド、ボリューム&トーンコントロールを駆使したサウンドの変化がわかる動画になっているかと思います。“ちゃんと手元のコントロールが効くクルーズのギター”はシームレス(無段階)なグラデーションで音色を変化させていくことで、楽曲やプレイにナチュラルな表情付けができます。足元のペダルなどでガラッとシーン/音色を切り替えるのももちろんアリですが、どちらもできるというのは強みです。
というわけで今回はCrews Maniac Sound Solution R6をご紹介しました。是非お試しください。
渋谷店 ニシキド
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