クラシカルなルックスに隠れる実用性とこだわり 〜Crews Memory of Sonoma Classical〜 国産エレガット

クラシカルなルックスに隠れる実用性とこだわり 〜Crews Memory of Sonoma Classical〜 国産エレガット

渋谷店ニシキドです。
年末に入荷しましたCrews Maniac Sound Memory of Sonoma Classicalをご紹介したいと思います。

Memory of Sonoma Classicalはフルサイズ/カッタウェイの入った国産エレクトリック・ガットギター。サウンド・弾き心地・使い勝手 全てを手に入れたいユーザーに向けたクルーズのナイロン弦フラッグシップモデル。良質な国産エレガットです。

今回入荷したモデルはピックアップシステムを従来のものから変えてみました。

これまでは充電式のピエゾシステムMi-Siを採用しておりましたが、今回は「手元でサウンドバランスをコントールしたい」「Crews ES-1500C|EG-1500Cにも採用されている2WAYマイク方式がとても良い」というお声があったため、それにお答えするカタチでCrews RA-02ピックアップシステムを搭載して登場。

VOLUME , 3BAND EQに加えAIR MIXで基本サウンドとなるピエゾマイクにコンデンサマイクによるエアー感のあるサウンドをMIX可能です。コンデンサマイクはサウンドホール直下、バッテリーポケットはボディ内部ネックジョイント付近に設置しております。これによりラインアウト時 ピエゾマイクの芯のあるサウンドに加えコンデンサマイクによるエアー感やピッキング、指・爪での繊細なタッチを表現することが出来ます。レコーディング、ステージ、そしてご自宅でも、様々な環境で活躍できる即戦力となる事でしょう。

また今回はローズウッド サイド&バックのスタンダードモデルとジリコーテ サイド&バックのリミテッドモデルの2種展開。

偶然ご来店されたプロギタリストの設楽さんにチェックをお願いし動画も撮影させて頂きました。(クリスマス時期だったとこもありクリスマスソングのサービス付きです!素敵。)

前半がライン録音による比較、後半は生音(カメラマイク録音)による比較とインプレッションです。動画内でも述べておりますが僕と設楽さんの印象では「スタンダードモデルは歌のバックなどの伴奏向き、ジリコーテリミテッドの方はソロギター向き」でしたがお好みでお選び頂けたらと思います。

そしてSonomaにはまだまだ魅力があります。

まずはナット幅と指板Rに関して。一般的なクラシックギターのナット幅は52.0mm~54.0mmが多いなか、Sonomaではナット幅48mmを採用。 またわずかながら指板にはRがついており、これにより鉄弦・アコースティックギターやエレクトリックギターからの持ち替え時にも取り回しが良いという利点があります。あまりクラシックギターに馴染みのないプレイヤーが持っても自然とラクに弾けてしまうのはこういった工夫があるからです。

そしてカッタウェイを設けるだけでなく非対称のネックエンドで左手親指の軌道を確保することでハイポジションへのアクセスをより良好にしております。

カッタウェイ仕様ですが滑らかな曲線を用いることでクラシックで落ち着いた雰囲気を損ない自然なデザインがとてもおしゃれです。サイド&バック材マッチングさせたロゼッタも美しく気品に溢れております。

また、設楽さんをはじめ様々なプレイヤーさんに「Sonomaは本当にピッチが良く、和音を使った時にまるでピアノかのような美しい響きが出る。」とおっしゃって頂けます。写真でもわかりますがトラスロッドが仕込まれておりネック調整ができるためプレイアビリティの確保/メンテナンス・コンディション管理がしやすくなっております。まさに現場仕様。プロギタリストの方に評価が高いのも納得です。

普段エレキギターやスティール弦アコースティックギターをお使いでガットギターにチャレンジしてみたいという方も多いのではないでしょうか?(実際にご来店も多いです。) そんな時、Crews Mmemory of Sonoma Classicalを是非手にとってみてください。「クラシカルなルックスに隠れる実用性とこだわり」を感じて頂けるかと思います。

渋谷店 ニシキド

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