こんにちは。和田です。
今月はバーサタイル特集進めております。
クルーズの定番ギターをご紹介という形で、前回の動画ではCrews Bottom’s Up 2021の紹介、そして今回はAristotelesをご紹介いたしましたが、ご覧いただけましたでしょうか?
Aristotelesはブログでは今まで触れたことが無かったので、この機会にこちらでもご紹介をいたします。
と、言っても動画見て頂ければ大体わかってしまいますので、補足したいところ、見どころをピックアップしてまいります。
Aristotelesの特徴としてはTE系の独特なボディシェイプもありますが、何と言っても特徴的な事はボディにマホガニーを使用しているという事。(動画では触れてませんが、実はボディはワン・ピースボディです。)
その理由は動画内での説明の通り、STやTE系ボディのギター(要するバーサタイル系)で、ハムバッカーを載せた時にもうちょっと倍音感が欲しいというリクエストと、社長の好みの説(これが実は最も有力化もしれない説)もありますが、何よりも出音(2:40辺り)を聞いて頂ければご納得頂けるかと。
音出しで使用しているのはKemper、RigはTwo Rockのサウンドをプロファイルしたもので、ファクトリープリセットからではなく、Rig Exchangeから見つけてきたRigです。
見つけて来たといっても、Two Rockって検索してわりとあっさりと出てきたような…。
確か投票が多くて、評価が高い順でソートすると一番上に出てきます。
実際に試してみて良かったので、店頭試奏用のRigとしてダウンロードしておりました。
お!良いな!と思った方はぜひダウンロードしてみてください。(この辺りはまた別の機会でじっくりと…)
さて、話を戻しまして、クリーンの
もう出だしで良い!
と思ってしまったのは私だけではないはずです。(後半のトレモロモデルの時のコイルタップの音も良い!)
音の立ち、音像、リッチさと申し分ないのではないかと思います。
こうなると私も動画内でも言っている通り、歪みはちょっと弱いのではないか?と思うところですが、これも6:30辺りの歪みを聞いて頂ければ、心配ご無用かと。(この歪みはRigPackege内、Legend Tribute Collection 3 Sco Ian(スコット・イアン)のリグです。)
ピックアップの音作りにも拘った
とあるように、クリーンでもドライブでも物凄く扱いやすいサウンドです。(そしてタップ時のサウンドにも拘ってます。)
ちなみにリアの【DIS】はBottom’s Upにも搭載されていますので、弾き比べてみてください。
どっちがどうという優劣ではなく、狙っている方向の違いがよく分かると思います。
トレモロ有り、なしに関してはユニット&バネによるエアー感の違いなどはありますが、これはもう好みの問題なので、弾いてみて好きな方を選んで頂ければと。
もちろん、アームが必要な人は問答無用でトレモロ付きにはなりますし、逆にアーム使わなくてもトレモロ付きの方の音が好きなのであれば、それはそれで良いのではないかと思います。
アーム使わないからハードテイル一択ではなく、よりバーサタイルに使うためにはまずは両方弾いてみてください。
他に提案として、PUのシリーズ・パラレルに関しての話も出ておりますが、これはシンプルに好みの音で選んで頂ければと。(これに触れると長くなるので、これも別の機会に)
いかがでしょうか?
バーサタイル(多彩・多才)故に思うところは人それぞれではありますが、このAristotelesのサウンドが欲しいと思った方は多いのではないでしょうか?
特にLP系のギターからバーサタイル系を探している方にはグッとくるものがあると思います。
また動画のエンディングでも言っているように
クリーンがここまで良い、ボルトオンの2ハムはなかなかない
この現場にAristotelesがあれば!
と言い切れる、思えるギターです。
バーサタイルスタイルの提案の一つとして
Crews Aristoteles
ぜひ一度お試しください。
それでは。
和田
クルーズの定番ギターをご紹介!Bottom’s Up編はコチラ↓