坂本です。
クルーズの定番のセミアコースティックモデル「Reunion」。弾き心地&サウンドにこだわった人気モデルです。
ブロックポジションマーク、マシンヘッドにGrover 102を採用した従来の「Reunion」。ドットポジションマーク、マシンヘッドにブラスポストのKey’stone GSS-DLXを採用した「Reunion II」に続き、今回第三弾となるダブルパラレログラム・インレイのReunion WCRが、ラインナップに加わりました。
バリトーンスイッチの無い345仕様で、今回もこだわりの内部配線を行なっております。
元々Reunionは、クラプトンのESのイメージで少しスリムな1964年の335のネックシェイプで、グローバーペグを搭載したモデルとして製作されてきました。
前回の製作から、ボディーシェイプのマイナーチェンジが行われ、ミッキーマウスと言われる、カッタウェイ部が丸みのあるスタイルに変更されました。また塗装も、ポリ下地からウレタン下地に変更し、トップフィニッシュもウレタンで、薄い塗装になっております。
以前より木の鳴りを感じるため、よりアコースティックなトーンになっております。
CrewsオリジナルピックアップのCL / CL Plus は、中音域が豊かなクリーンサウンドをアウトプットします。本体の鳴りと相まって、ドライブ時でのスムーズなサスティーンは、とても心地良いブルージーなトーンが得られます。
内部配線は両モデルともシールドワイヤーを使い、コンデンサーはN.O.S.のWestcapを搭載し、ハンダはヴィンテージのものをモデルにより使い分けています。
「Reunion II」はより濃厚な傾向に、「Reunion WCR」はそれよりシャープな傾向になるように、アッセンブリーを組み込んであります。
また余談ですが、Reunion WCR入荷後に入手した、ERIC CLAPTON “SIX-STRING STORIES”という本に、カスタムショップ製作のダブルパラレログラムインレイの、335の写真が掲載されていました。
Freddie Kingをイメージして、クラプトンのために製作されたギターのようです。
このギターをイメージして製作したものではないのですが、あまりにもタイミングが良かったため、モデル名をFreddie Kingの”Woman Across the River”から”WCR”となりました。
“WAR”では?思うかもしれませんが、これではちょっと…..
“WCR”のCは、クラプトンのC….かもしれません。
是非お手に取り、そのサウンドをお試し頂ければと思います。コチラより「Reunion」のストックリストをご覧いただけます。
坂本