こんにちは。和田です。
12月ももう後半戦です。いつも12月はあっと言う間に感じてしまうのが、怖いところです。
やり残しなく、新しい年を迎えねばですね。
さて、今回ご紹介するのはコチラ
MUSIC MAN BFR JP15-7 string SUPLEX
今年の最後に凄いのが入ってきました。
BFR 2021 WINTERの中の一つの当モデル、世界55本生産、国内入荷は僅か2本という希少なモデルです。
トップに使用されている、フレイム入りのスポルテッドメイプルの杢も良いです。このアンティーク地図の様な風合いの杢目はまさにスポルテッドメイプルならではでしょう。
JP15は言わずと知れたJohn Petrucciシグネイチャーモデル。
歴代数々のモデルがありますが、特にJP15はMajesty登場後に誕生したモデルであり、JPシリーズの集大成とも言えるモデルでもあります。
強烈なフレイムの入った柾目のローステッドメイプルネック、指板にも同じく強烈なフレイムの入ったローステッドメイプルを使用しています。
歴代JPシリーズの中でも唯一のメイプル指板モデル。(Majestyでも過去にないと思いきや、2020年12月のBFRでメイプル指板のモデルが生産されていました。)
※JPシリーズの流れについて詳しく触れていきたいのですが、試しに綴ってみたところ、例の如く本題に間違いなく辿りつけない事が発覚しましたので、それは別で綴っていく予定です。
さらに今回の特別なスペックとしてはボディバックにアッシュ材を使用している部分です。
通常のJP15はバック材にオクメ材(ガボンマホガニー)を使用しています。ボディ材をアレンジしてくるのはBFRらしいと言えばらしいのですが、このアッシュボディ材というのは歴代の中でもおそらく今回が初めてではないでしょうか？
前回のBFR FALL 2021で登場した、スポルテッドメイプルトップのJP15-6 PILEDRIVERのスペックをチェックしてみましたが、レギュラーと同じくオクメバックでしたので、やはりアッシュ材は今回が初となります。
実はこれが今回のモデルの
最大のポイント
なのではないかと思ってしまう程です。
サウンドも全体的にスッキリとした、今までのJPシリーズにはない印象を受けました。(今までにない仕様だから当然といえば当然ですが…)
元より扱いやすいモデルではなるのですが、よりフラットに扱える印象です。なによりも
アッシュ＆メイプルのこのトーンをJPで味わえる時が来たとは！
と、いう点が大きいです。
もちろん、ピエゾ付きのブリッジ、+20dbのブースト機能、フロント＆リアミックス時のタップ機能と他の定番スペックはそのままです。
以前のJP6 Stealth Blackのブログ(【ブログ】納得の即戦力 MUSIC MAN JP6)でも紹介しておりますが、John Petrucciの拘りを詰め込んだサウンド面はもちろん、プレイアビリティにおいても
完成されたギター
であります。
最初はあまりのネックの薄さに衝撃を覚えるかもしれませんが、実際にプレイしてみると弾き易いネックです。
薄いネックに苦手意識がある方は持っただけで、ちょっと。。。となるかもしれませんが、その先入観はぜひ一度忘れて頂いて弾いて頂きたいギターです。
ネックだけでなく、ボディ形状、バランス、指板Rとすべてが噛み合う事により、生み出されるこのプレイアビリティは特筆すべき点です。各コントロールの位置もしかりです。
実際に私も薄いネックは苦手ですが、JPシリーズに限ってはそう思わずに弾けてしまう、初めて持っても普通に使えてしまうと言う部分では、他になかなかないのではないでしょうか？
シグネイチャーモデルというハードルもあるかもしれませんが、実際に弾いて頂けるとその良さは感じ取って頂けると思いますので、気になる方はぜひ弾いてみてください。
せっかくなら日本に2本しかないレアな1本を持つのもよいのでは？
前回(JP15-6)はPILE DRIVERで今回(JP15-7)はSUPLEX。共にプロレス技としか思えないネーミングも気になります。投げ技代表格が2つ来たので、次は打撃系でラリアットなのか？と思ってしまったり(むしろ期待していたり)と早くも2022年 BFRシリーズも気になるところです。
今回のモデル名(SUPLEX)に負けない強者お待ちしております！
それでは。
和田
※レギュラーラインのJP15-6、Majesty7も現在ストックございます。
詳細はコチラ↓
MUSIC MAN JP15 6st Cerulean Paradise Quilt
