こんにちは。和田です。
本日はお客様からオーダーを頂いたギターが完成、ブログ掲載の許可を頂きましたので、ご紹介いたします。
Crews VINTAGE LINE LED CUSTOM w/ K&T CODA
パーツカラーがゴールドからクロームになるだけでもかなり雰囲気が変わりますね。
普段ゴールドで見慣れているせいかもしれませんが、クロームパーツになると渋さが出て格好良いです。
ペグはお客様からのリクエストでGroverのミルクボトルタイプをリクエストを頂いた際に、Vintageの未使用ペグがCrewsにストックとしてありましたので、そちらを採用しました。
これはオーダーが決まった後にスペックシートを見た吉岡社長から
「現行品じゃなくて本物(Vintage)あるから使う?」
と提案を頂き、今回使用しました。何よりこれが普通に出てきたのがビックリ…。
まさにオーダーの醍醐味です。
塗装にも一工夫しております。Vintage Lineではオールラッカーが基本となるのですが、ノンエイジドのグロスフィニッシュのご指定でしたので、下地はウレタン、トップはラッカーとしています。
マホガニー材の特徴上、グロスフィニッシュはこの方法が綺麗に仕上がるとこちらも吉岡社長のアドヴァイスを頂き、この仕様となっています。現在使用されているウレタンはラッカー並みに薄いので、オールラッカーと比べてもサウンドに遜色ないレベルと言えます。
こういう細かな部分も詰めていけるのもオーダーの醍醐味です。
エイジド加工も良いですが、艶々のグロスフィニッシュが映えるのもCUSTOMならではです。
PUはK&T CODAを搭載。このPUの名でピンとくるかもしれませんが、元にしているのはJimmy Page氏のレスポール。それをカスタムに置き換えたイメージです。
CODAはレスポールスタンダード(メイプルトップ・マホガニーバック)に載せるのを想定して製作されているPUですが、こちらはオールマホガニーボディのカスタムです。
なので、このギターに合うようにカスタマイズしたCODAを載せています。
もちろんそれに合わせてキャパシターもレギュラーモデルとは違うものをチョイスしています。
これもオーダーの醍醐味ですね。
もちろんこのPUの特徴であるコイルタップもしっかり搭載しています。
フロント・リアボリュームがPush-Pushスイッチなっており、コイルタップが出来るようになっています。
このタップサウンドがまた凄い。もはやテレキャスターじゃないのか?と思うようなサウンドで、1本のギターから出ているとは思えないサウンドはもう驚き。
店頭にてお渡しの際、お客様にもチェック頂きましたが、大満足頂きました。
末永くご愛用頂けると幸いです。
今回の掲載許可ありがとうございました。
ーーーーーーー
と、今回はLED CUSTOMのオーダー品をご紹介いたしました。
通常ラインではまず入荷する事のない仕様のLED CUSTOM。
私自身も良い経験が出来ましたので、今後の知識として活かしていければと思います。
ご紹介の通り、スタッフはもちろん製造側、そしてCrews 吉岡社長からとオーダーされたお客様がどうしたいのか、どのような音を理想としているのかを実現する為に全力でサポート、製作しておりますので、安心してオーダーしてください。
カスタムオーダーをご検討中の場合、ご来店はもちろん、お電話/メール/LINEでのお見積もり/ご相談にも対応しておりますので、まずはお気軽にご連絡いただければと思います。
ご相談お待ちしております!
それでは。
和田
カスタムオーダーや過去のオーダー完成品ブログはこちらから▼