こんにちは。和田です。
自宅でアンプを楽しむために。その中で色々と気になる内容をピックアップしてお届けしております。
そんな中、よく聞くけど、実際どう違うの?というロードボックス、アッテネーターの違いについて、色々と綴ってまいりました。
【ブログ】ロードボックスとアッテネーターって!?
【ブログ】アッテネーターって?(ロードボックスとアッテネーターって!?)
【ブログ】ロードボックスって?(ロードボックスとアッテネーターって!?)
※それぞれ別ページでご覧いただけます。まだの方はぜひ読んでみてください。
こちらの3部作で進めてきたのですが、この話のなかでチラチラと出てくるパワーワード
リアクティブロード
ロードボックスの話で必ずといって出てくるこのフレーズに焦点を当てていきます。
この言葉をよく聞くようになったのはやはりUniversal Audio OXとSuhr ReactiveLoadの登場でしょう。
Suhrに至ってはまさにそのままの名前で出してきてますからね。
この辺り各メーカーがこぞってリアクティブロードを発売してきた印象です。
ここまでみんなリアクティブロードにしてくるってことは
これってやっぱりいいの?
ってなりますよね。
私もそう思いましたのと同時に今回のお題、
リアクティブロードってどうなってるの??
を紐解いてみます。
リアクティブロードという言葉に対して、従来のロードボックスに搭載されていた方法これを
レジスティブロード
と言います。
レジスティブ(抵抗)つまり、アンプから出た信号に抵抗を加える事によって、パワーアンプに対して疑似的にキャビネットに繋いでますよ~って思わせている訳です。
抵抗を加えていますので、当然の事ながら音は変わってしまいます。ギターもトーンポット有りと無では音が変わりますよね。
それと同じくロードボックスを通した時にハイ落ちしたように聞こえたり、なんか引っ掛かっているような気がしたりする事があるのはそういう事です。
出来る限りプレイヤーにナチュラルに聞こえる様にメーカーは努力してきた訳です。
そして登場するのが
リアクティブロード
キャビネットと同じような動き、反応(リアクティブ)をするというのが特徴です。
ギターを弾くときにピッキングによる強弱があるように、アンプからキャビネットへの信号にも強弱(インピーダンス)の変化があります。それをリアルに再現しているのがリアクティブロードという訳です。
Suhr ReactiveLoadの紹介文ではReactive Loadを【音の出ないキャビネット】と例えていますが、確かにこの説明が一番わかりやすいと思います。
流石はチューブアンプの鬼才John Suhrです。
こうなってくると
リアクティブロードが完璧!!
みたいな感じになってしまいますが、
はたしてそうなのでしょうか?
現状は無敵のように見えるリアクティブロードに問題はあるのか?レジスティブロードじゃダメなのか?
その結果(答え)は??
次回のブログでお届けします。
さて、この違いをどう調べるかというと、実は両方搭載した便利なものがありました。
なぜ過去形かというと廃盤になってしまったからです…。
それはコチラ↓
Two Notes Torpedo Studio
リアクティブだレジスティブだと話題になる前からしっかり両方の機能を持ったものを出していたなんて、流石老舗メーカーです。
次回はこのTwoNotes Torpedo Studioで実際に聞き比べてみた【ブログ】レジスティブロードとリアクティブロードを聞き比べてみるをお届けいたします。
それでは。
和田