おなじみサウンドチェック動画のご紹介。
今回は先日入荷したクルーズヴィンテージライン/ST60 SLABです。
アンプはいつものフェンダーデラリバ、ペダルはEMDのPD-1とMaxon SD-9です。
ブラジリアンローズッド、ハードメイプル、ワンピースアルダーというトーンウッドを惜しみなく採用した、このブログをご覧の皆様にはもはや説明不要のギター。ヴィンテージライン製作が始まった初期に比べると製作本数はだいぶ減ってしまいましたが、現在でもブラジリアン指板などが入手できた際に、少数ロッドにて製作されます。
渋谷店:インカシルバー(動画のギターです)こちら→
特にスラブ貼りブラジリアン指板のST60は人気モデルで、時期により若干仕様を変更しながら登場します。今回はメタリック系を含むライトエイジドフィニッシュ(インカシルバー/キャンディーアップル(入荷待ち)/オリンピックホワイト)で統一。下地からラッカーで仕上げており、生鳴りでも開放感のある響きが感じられます。今回は特にネックシェイプに「ヴィンテージフィール」を感じます。62-63あたりのネックが好みの方、ドンズバではないでしょうか?
サイドパーク店:オリンピックホワイト→こちら:
ピックアップはK&Tに別注した、HS62 VBWピックアップ。
K&Tシングルコイルの人気モデルといえばTHE 60’s(S60)です。S60はパワフル&ファットな シングルサウンドが持ち味ですが、こちらのS62タイプはS60に比べると、低域がややスッキリとしています。加えてコンプレッション感も控えめで、程よいスピード感があります。これがS63になるともう少しスピード感が増します。
S62の個性はギターボリュームを下げた時にアタックがしっかりと残りること。そしてボリュームを絞ると少しコンプレッション感が増えて感じる所にあります。このあたりは動画で確認してみてください。
さらにオプションとして”HS”バージョンにしてもらっています。この”H”はフーチーズの”H”でブリッジピックアップに少し手を加えて少しだけパワフルに、そしてファットに仕上げてもらいました。この説妙なチューニングもK&Tならではです。
加えて、ピックアップからの配線材にヴィンテージベルデンワイヤを使用してもらっています。このオプションの恩恵としては「音に加わる枯れ感と開放感」にあると思います。ピックアップのキャラクターを適度にフォローして、旨味を加える「意味のあるオプション」です。
ブルースロックにはもちろんですが、ロックやファンク、そして品のあるクリーンサウンドまで。
本当に使える幅の広いギターに仕上がっています。
渋谷店、サイドパーク店にそれぞれ入荷しております。ぜひお好みのカラーをお選びください。
商品一覧はこちらから→チェック
お問い合わせお待ちしております。
村田