こんにちは。和田です。
最近はオーダーフェア関連のブログがメインとなっておりましたが、本日もしっかりと刻んでいます!
本日、刻んでいくのはコチラの2本!
Crews Maniac Sound Solution R6 Ash Black Gross #160502 ※画像右側
Crews Solution R6 Ash Black Gross #160516 【店頭展示特価】 ※画像左側
※モデル名をクリックすると詳細ページが見れます。
前回はHDSとASHとの弾き比べにてご案内をいたしましたが、嬉しいことにHDSはSOLDとなりましたので、今回はASHに焦点をあてて、ご紹介をいたします。
まずは最大の特徴であるリバースヘッド。
通常のヘッドの向きと逆になりますので、弦のテンションも逆になります。
ノーマルヘッドでは6弦側にテンションがあり、1弦側が弱いのですが、逆となるので、6弦側のテンションが弱くなり、1弦側が強くなります。
6弦側が弱くなるとパワーでないんじゃないの??
って思うかもしれませんが、テンションが弱くなることによって、弦の振幅が増えます。
ピンと張りつめた糸と緩く張った糸では揺れ方が違いますよね。
振幅が増えるという事はそれだけ弦が揺れるという事です。
太い弦が大きく揺れることによって生まれるルーズさがリバースヘッドによる音の太さの秘密です。
そして1弦側はテンションが強くなり、細い弦がより細かく触れることにより、より一層張りのあるサウンドが出るという訳です。
ただひっくり返しただけと思っている人いませんか??
そんなことはないんです!!しっかりと意味があるんですよ!!
さて、本題に。
こちらの個体はライトアッシュ材を使用したモデル。
アッシュならではのスッキリとしたキレのあるサウンドにリバースヘッド独特のテンション感が加わることにより、ルーズなローエンドがプラスされて、パワフルでちょっとワイルドなサウンドへとシフトアップします。
これによりパワーとキレの相反するサウンドを併せ持ったギターが誕生するのです。
恐るべしリバースヘッド
その辺りを動画で感じ取って頂けると幸いです。
※動画で使用しているのは【#160516】店頭展示特価品の方です。
こちらの動画ではドライブだけですが、実はクリーントーンも綺麗にでます。
この時に張りのある高音弦側がクランチやクリーンをよりキレ良く、気持ちよく響きかせる事ができます。
PUも5wayの切り替えにより、フロントシングル単体やフロント&リアのシングルサウンドも出ますので、空間系エフェクターと組み合わせたクリスタルクリーンもお手の物。
ハードテイルというのもありますので、よりシャキーンとした張りのあるサウンドが突き抜けるようにアンプから飛び出してきます。
この澄み切ったクリーンサウンドは動画のヘヴィサウンドからは想像も出来ないようなクリアさを持っていますので、実際に弾いてみるとその守備範囲の広さに驚くことは間違いないです。
パワーとキレの絶妙なハーモニーをお楽しみください。
冒頭の画像の通り今なら2本ストックございます。
しかも片方はキズ有の特価品なのでかなりお買い得です。
2本の違いとしては
【#160502】はまさにこのブログで紹介した文章のままサウンド
【#160516】は動画の通りのサウンドです。こちらの方がややモチっとしたサウンド
の印象です。
同スペックのものを弾き比べる機会は滅多とないので、気になった方はぜひ弾き比べてください。
迷った時の最終判断のコツとしては
フィーリングが合った方
を選ぶです。
弾き心地に関してはほぼ差はございませんし、店頭での場合はその場でお好みのセットアップに調整出来ます。
狙っていた方はぜひこの機会に。
お待ちしております。
渋谷店 和田