こんにちは。和田です。
本日ご紹介をするのは、
Wera Guitar tool set
その精度の高さで多くの支持を得ているドイツの工具メーカーWera。
Guitar tool setはその名の通り、ギターメンテナンスに特化した工具セットです。
ギターリペア科出身の私としては気になって仕方ない!そこで実際にその中身をじっくり見てみました。
まずはその精度の高さから。これはプラスドライバーでピックガードや裏蓋のネジを一つ回してみただけで違いがわかります。
ねじ穴にピタッとはまるので、すごく回しやすいです。余計な力が掛からないので、ねじ山が舐めてしまうという事態も発生しにくくなります。
またドライバーを差し込んでいる取っ手は人間工学に基づき設計されていて、すごく手にフィットします。
それもそのはず。実際に粘土を握り込んで、出来た形状を元に設計されているので、そのフィット感は申し分ありません。
六角レンチも同じく差し込んでみるとピタッとはまります。
HEX-PLUSと呼ばれる面接触構造で工具とネジの接触面積を広げ、刃先とネジ形状にもたらす削りや変形を回避します。こちらも余計に力む事なく、回せます。
六角レンチはミリサイズ・インチサイズと両方が揃っており、サイズもレンチサイドに大きく記載されていますので、ひと目でわかるようになっているのも嬉しいところです。
また反対側はボールエンドタイプになっており、六角の方では届かない、真っ直ぐに入らないといった時に重宝します。
ピックガードなどのネジは万が一舐めてしまっても簡単に交換が聞きますが、ネックのトラストロッドの回す部分が舐めてしまうと簡単に交換とはいきません。
大事な楽器をメンテナンスで逆に痛めてしまわない為にもこの精度の高さは重要なポイントです。
特にネックの調整はシビアに確実にしたい部分ですので、この部分がしっくり来ると来ないでメンテナンスに要する時間もかなり変わってくると思います。
さて、そんな中でも私のオススメのツールはこれ。
これはどこで使うのかというと、レスポールなどのここの部分。
ここにピッタリとくるマイナスドライバーってなかなかないんです。
サイズが小さいと中で動いて傷入れてしまいますし、大きいと角のところに傷できてしまいますよね・・・。
これはジャストフィットなので、そんな心配もなく、回すことができます。
これはかなり嬉しいツール。
さらにもう一つのお勧めは入力Jacker
これは凄い。感動ものです。
ジャックが緩んできた時についついそのまま手で回してしまって、中で線が捻れて切れてしまったなんてことはないでしょうか?
ジャックプレートを外すのが面倒だったり、キャピティの中に手を突っ込んで支えながら締め込まないといけなかったり、ようやく付けたと思ったらジャックがキャピティの壁に当たって、プラグが入らないとか音が出ないとかで何度もやり直した事もあるかと思います。
こういった部分が楽にできるのは嬉しいところです。
メンテナンスをするにはまさに至れり尽くせりのセットではないでしょうか。
実際に使ってみて感じたのは、やはりいい工具でメンテナンスするのは気持ち良い。
プレイもメンテナンスも気持ち良くできると嬉しいですよね。
楽器の調子が良いと自然と良いフレーズも湧いてきそうです。
大切な楽器を良い工具で。
私もこれから愛用します!
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WERA GUITAR KIT ギター用工具セット
和田