こんにちは、橋川です。
衝撃のニュースが飛び込んできました。ブルーグラス界のカリスマ、トニー・ライス氏が12月25日のクリスマスに亡くなられたそうです。あまりにもショッキング・・・残念でなりません。
まさにブルーグラス界のカリスマ
あまりにも有名な方なので、皆さま、名前はもちろん聞いたことがあると思います。アコースティック好きであればもちろんですよね。トラディショナルなブルーグラスミュージックはもちろん、ジャズの影響を受けたシャレオツなフレーズまで自在に操る、スーパーギタリストです。
演奏動画を観ていただけるとお分かりいただけますが、ブルーグラスの速いパッセージをいとも簡単そうに、また時には笑みを浮かべながら弾き切る姿はまさにスーパーギタリスト。あまり見ているとギターを弾く気力を失ってしまうほど(笑)の圧倒的なテクニックと、味わい深さを兼ね備えています。
ひとこと言わせてください。全員凄すぎ。笑
バンジョーを弾いているのは先日のブログでもご紹介した、若かりし頃のベラ・フレックです。当時からバカテクですね。素晴らしい。
このメンツの中でもトニー・ライス氏の存在感はずば抜けていると思います。
トニー・ライス氏について
1951年6月8日生まれ、アメリカはバージニア州の出身です。父親からブルーグラスを教わったとありますが、やはりブルーグラスミュージシャンは、幼いころからブルーグラスに親しんでいるのですね。ビリー・ストリングス氏も父親とブルーグラス共演の映像があるくらいです。
あの独特なリズム感と音使いは身に染みついているのでしょう。羨ましい限りです。
練習では超えられない壁がここにありそうな気もしています。笑
こちらはビリー・ストリングス親子の映像です。親父さんも上手いです。
少し話がそれてしまいましたが、トニー・ライス氏は69歳。
まだまだこれからも活躍していただきたかっただけに、とても残念です。ここ最近、橋川はブルーグラス中年になっているので、よりショッキングです。
最後に、個人的に素敵だと思うトニー・ライス氏の演奏をご紹介して締めたいと思います。素敵なおじ様たちがネクタイを締めて、スーツでビシッと決めて、こんな素敵な音楽を演奏するのです。たまりません。
ぜひトニー・ライス氏の演奏に浸っていただければと思います。