【ブログ】「KNAGGS GUITARS」の魅力に迫る!Vol.2

【ブログ】「KNAGGS GUITARS」の魅力に迫る!Vol.2

坂本です。

Knaggs Guitarsのサウンドについては、良質材や製作の技術等が、非常に高いレベルで行われており、全体の鳴り方(弦振動の伝わり方)を、緻密にセッティングされていることは、お話しいたしました。

木部の鳴りがそうであれば、やはりピックアップ配列と、アッセンブリーが気になるところです。

生鳴りに関連したボディー構造や使用パーツ等は、後日お話し致します。

Chesapeake Series Severnの3Sモデルには、リアがTLのピックアップのものがあり、Choptankの3Sも同様の仕様があります。SH、2H、HSS等のハムバッカー搭載のモデルはには、TONEのスイッチポットでタップ機能を持たせているものも多いです。

Influence Series KenaiのLPタイプの2Vol / 2Toneの2Hモデルでは、タップ機能無しでマウントされており、1Vol / 1Tone仕様のものには、トーンのスイッチポットでタップ出来るようになっています。

モデルにより、様々なバリエーションが有るのも、Knaggs Guitarsの魅力でもあります。

アッセンブリーに関しましては、CTS POT、CRLやSwitch Craftのスイッチを使用し、コンデンサーは、現行のCornell Dubilier製のオレンジドロップが搭載されております。

耐圧200Vのものなので、アタック感のある、比較的クリアーな方向にセットされており、分離の良いトーンに一役買っています。

故にドライブ時でも、音が潰れずヌケの良いサウンドをアウトプットします。

キャビティ内もノイズキャンセルの作業が施されています。

またChoptank等の一部のモデルには、ヴォリュームポットにハイパスコンデンサーと、スイッチポット部にも別のものが装着されており、コントロールを絞った時のハイ落ちを軽減させる機能を持たせたています。

電気系の内容や機能を見ると、かなり実践向きに製作されている事が解ります。

演奏中のヴォリュームやトーンの効きもスムーズで、タップ時の音量差も気にならないレベルまでセットアップされています。

音に関する興味深い点は、まだまだあります。

次回はボディーの構造を含めた、木部にスポットを当てたお話の予定です。

坂本

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