【SOLD】渋谷店：Crews ST-60 SLAB “Off set” FRD w/K&T S-61 SUPREME

販売価格：¥450,000 (消費税抜き)

累計120本以上を販売してきたクルーズヴィンテージライン・ST60にオフセットボディー仕様が登場

トーンウッドをふんだんに使用しながらも、ヴィンテージの完全コピーではなく「ヴィンテージを現代的にアレンジする」というコンセプトでヴィンテージギター・オーナーはもちろん、テクニカル系ギタリストにまで、その楽器としての完成度が賞賛されるクルーズ・ヴィンテージライン／ST-60 SLAB

スラブ貼り・ブラジリアンフィンガーボードは、もはや世界的に入手困難な材（財）であり、染めずにここまで深い色合いの指板には、なかなかお目にかかれません。
もちろん、貴重というだけでなく金属的なアタック音とローズウッドらしい余韻を合わせもった、まさにブラジリアンローズウッドでなければ味わえない音色も備えています。

さらに今回はフレイムド・メイプルネックをマッチングしています。「フレイム材は音がソフト」という定説を覆すかのような硬質な音色で、硬いフレイムネックの素晴らしさが堪能できます。
ネックの音が「明らかに違う」事が実感できると思います。

オフセットボディー採用

さらに注目はオフセットの２ピース・アルダーボディーを採用している点にあります。
これまではワンピース・アルダーボディーをレギュラー仕様としていましたが、ヴィンテージマニアからの熱い要望にお答えする形で採用されました。この効果も明瞭な違いを生み出します。音キレの良さを感じさせながらも、巻弦の「ゴリっとした」質感、低域の鳴りはパワフルなまま。これまで同様のアコースティカルな鳴り、その傾向をキープしながら実音感を明瞭にした印象。
センター２ピースボディーと比べるとプレーン弦はやや大人しく感じますが、それこそが「あのバランス」を生んでいると納得できます。

また、今回はレリック加工無しで、下地からラッカーフィニッシュを採用。明るい鳴りが持ち味です。加えてKey’stone スタンダードペグなど、ハードウエアもオールドギターを意識しています。

K&T S61 SUPREME PICK UP

さらに、このギターを別格に仕上げているのが搭載されたK&T／限定ピックアップ「SUPREME」の61年型モデルです。このシリーズは20セット限定で販売され、このギター用の6セットを除いた14セットが3日間で完売。高野氏が補修用に用意していた数セット分も追加オーダーにてなくなってしまったというモデルです。
このピックアップの特徴はとにかくスピード感があり、加えて「アコースティカルである」という事にあります。ギラリとしたトレブルとキュッとタイトなローレンジ。驚くほど自然なミッドレンジ（＝アコースティカル）ドライブさせるとギター本体の倍音がアンプから出力されます。その音は強くプレイヤーの心を掴む、感動的なサウンドであります。