【連載コラム】USAGI NO MIMIの楽しみ方(ハードロック好きな50代男性の場合)

USAGI NO MIMIの楽しみ方、今回はスタッフ酒井がお送りいたします。

その前に・・・

で、あなた誰ですか?

と思われた皆様も多いかと思いますので、改めまして渋谷店のスタッフ酒井(サカイ)と申します。「楽器が好き」「もっといい音を伝えたい・巡り合いたい」一心で、スタッフとなった「ハードロック好き(50代男性)」です。以後、よろしくお願いいたします。

USAGI NO MIMIで音楽を聴くシリーズ、今まで3つのコラムがアップされておりますが、それぞれ大変興味深い内容で、とても参考になります。


音楽の聴き方が多様化し、現在はサブスクリプションによる音楽配信で、気軽に色々な音楽が聴ける時代になったと思います。またアルバム中で「気に入った曲だけチョイスして聴く」なんてことも当たり前になっています。(プレイリスト機能もありますしね)

昔話と言われてしまうかも知れませんが
音楽が配信ではなく、レコード、カセット、CD、MDが主流だった時代、好きなアーティストのシングル盤やアルバムを買って(借りて)、プレイヤーから音が出てくるまでの間のワクワク感や、アルバムジャケットの紙質などもじっくり堪能し歌詞やクレジットもじっくり読んで…そんなことも含めて、音楽を聴くのが楽しみだったと言う皆様も多いのではないでしょうか?音楽配信では、こういった楽しみ方はできなくなり、一抹の寂しさを感じてしまうのは年齢の所為でしょうか(苦笑)

とはいえ、テクノロジーの進化はこれからも止まることはなく、新しい音楽の聴き方(楽しみ方)が出てくるかもしれません。ただ忘れてはならないと思うのが、音楽を制作するアーティストが「伝えたい音や表現」が、そこには必ず存在するということです。

スタッフ各人の”USAGI NO MIMI”コラムでも取り上げていましたが、「スタジオの音」「空気感」なども「そこの場所でしか録れない音」があるからこその拘りだと言えるでしょう。
アーティストが拘ったサウンド、その想いが封じ込められた「伝えたかった音」、これを探るのに、USAGI NO MIMIはまさに最適だと思います。『楽器メーカーが作ったオーディオ』の説得力がそこにあると思います。

また、ミュージシャン、クリエイターとして、「意図した音」「音像」「聞いてほしい音」をお持ちであればUSAGI NO MIMIを「制作ツールの一つ」に加えてみる、という事が重要だと我々は考えています。

と、能書きはこれくらいにして。

私もUSAGI NO MIMIで音楽を聴くようになって(もちろん購入しました)、改めて今までの愛聴盤から「新しい発見」が止まらず、驚いています。店内でもUSAGI NO MIMIで音楽を掛けていますが、私のデスク前に、USAGI NO MIMIとスピーカーがちょうど背面に設置されています。この状態でUSAGI NO MIMIから流れてくる音…自分の数メートル先で、それぞれの楽器が生演奏しているかのごとく音の「見えて」しまうんですね、ついつい作業の手が止まってしまうことも少なくありません。(笑)
背面で聴いていても、この立体感ですから、正面で聴いたらもっとスゴクなるのは皆様であれば容易に想像できると思います。とても真面目に音楽に向かい合う気持ちになります。

ということで改めて、当時愛聴していたアルバムをUSAGI NO MIMIで聴いてみました。

今回は一組のアーティストに特化し、2枚のアルバムを聴いてみました。
特に80年代のハードロック好きとしてチョイスしたのはこのバンド。

The Cult

まずは、このアルバムから

Electric (1987年)

The Cultがポストパンク/ゴス的なサウンドから、ハードロック色を高めたと云われる作品がこのアルバムでした。
プロデューサーはリック・ルービン。元々はヒップホップ系アーティストのプロデューサーで、このアルバム(とスレイヤーの「Reign In Blood」)からロックバンドのプロデュースも本格的に開始、レコーディング場所は、スタッフニシキド氏のコラムでも語られていた“エレクトリック・レディ・スタジオ”で行われています。

USAGI NO MIMIで聴くと、元々シンプルでソリッドな音が更にソリッドに感じます。
ギターのピッキングのアタック音がより明確になり、弦が擦れる音の生々しさが増し、(エフェクターは使わせて貰えなかったという裏話も…)、ベースとドラムの定位の質感が変わることによるリズム隊の音のバランスの変化一番の違いは無音になった時の「空気感」これは今まで聴いていた環境では感じられなかった感覚で、「音」が確かに目の前に「現れ」ます。

余談ですが、「アルバム制作中はAC/DCの「Back in Black」が掛かっていた」とインタビュー記事でも語られており、少なからずインスピレーションを受けていたのか?と妄想してしまいます。

Sonic Temple (1989年)

アルバムジャケットで、ギタリストのビリー・ダフィーが、セックスピストルのスティーブジョーンズから借りた(と言われる)黒いギブソンレスポールカスタムを使い脚を広げたポーズが、印象的なアルバム。
プロデューサーはボブ・ロック、ボン・ジョヴィのエンジニアなども務め、後にメタリカの”ブラックアルバム”のプロデュースも手掛けています。(村田氏2回目のコラムでも触れられていましたね)こちらも有名なプロデューサーです。
前作に比べ、ドラマティックでエアリーでウェットさが増した質感に変化しています。

こちらもUSAGI NO MIMIでは、先と同様のギターのピッキングのアタックの質感ドラムのシンバルの余韻音の立体感が増したことにより、ベースの定位が変わりボトムを支える安定感が増した感じ、など「音」の際立ちが明瞭になった印象です。

どちらのアルバムとも、そこにボーカルのイアン・アストベリーの特徴的な「あの声」が入ってきますが、ブレスや声を吐き出した際の息使いもより音として「見える」ので、バンド独自の雰囲気が更に増してくのを感じました。

ということで、The Cultの2枚のアルバムを聴いてみた訳ですが、バンドの方向性を大きく変えたターニングポイントになるアルバムで、間違いなく「伝えたい音」があった筈です。USAGI NO MIMIで聴くことにより、イアン・アストベリーとビリー・ダフィーの個性が更に理解できたり、改めて好きなアルバムをこれからも聴いていこうと思います。

皆様も好きなアーティストをUSAGI NO MIMIで聴くことで「新しい発見」が、きっと(いや必ず)あると思います。

もう一つ..

話は変わってしまうのですが

最初のコラムで、村田氏によるコメントが気になりました。

“立体的な音はより立体的に。平面的な音はより平面的に聴こえます。”

確かに立体的な音は、ビックリするくらいより奥行き感が増して聴こえ、楽器の配置など明確にイメージできてしまいます。実際、先のThe Cultの2枚は、まさにそういった感じで立体感は増しています。

逆に「平面的」な音とは…どういったことなのか?
過去に愛聴していた幾つかのアルバムを聴いてみたところ…確かにそういった「平面的な音」がありました。全体が平面的に聴こえる「音源」が。

楽器の各パートの配置やバランスを適切にするも、演奏時の「音」が”(一斉に)横並び状態”で聴こえてくると言いますか…平面的に聴こえることで、音の迫力や(当然)立体感は薄れてしまいます。ただ、別の環境では、そういった事実に気づくことはありませんでした。音源のソース元(PCやCDなど)をダイレクトに聴く場合と、USAGI NO MIMIを繋いで聴く場合で顕著に「音の違い」を感じることができます。良い悪いではなく「違う」と言う事実がありました。今まではそんな事気にもしていなかったのですが。

つまり、それくらい、USAGI NO MIMIは「音」を再現できる音楽ツールなのだと思います。
楽器が好きな方はもちろんですが、クリエーターの方にも是非使っていただきたい理由がそこにあると思います。

おわりに

USAGI NO MIMIで聴いていただきたいハードロックなアルバムは、まだまだ沢山ございます。「このアルバムはどう聴こえるんだろう?」、「このアーティスト聴いてみたい!」などがございましたら、お店で試聴も可能ですので、ぜひお気軽に音源をお持ちください。もちろん「ハードロック以外」も大歓迎です。

次回は新たなテーマを加えつつ、お話させて頂けたら幸いです。

最後まで、お付き合いありがとうございました。

渋谷店:酒井

P.S.
フーチーズは6月より営業再開いたしておりますが、「お家でギター #StayHomeキャンペーン」は継続しております。対象商品をお買い上げくださった皆様にプレゼントをご用意しております。こちらも是非チェックしてみてください。もちろんUSAGI NO MIMIも対象です!

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