【ブログ】MUSIC MAN JPシリーズを辿る(Part.2 JPX以降から現在まで)

こんにちは。和田です。
2022年初っ端からの長編を綴りつつ、きっとコレ使ってるんだろうなとか思いながら Dream Theaterのアルバムと辿っております。
そう思っていざ聞いてみると、音やフレーズの変化も

このモデルだからこうなったのかな?

と、想像したりと新鮮な気持ちで聴いております。
後半戦も長丁場となりますが、前半戦となるPart.1から見て頂ければより楽しめるはずですので、よろしければご覧ください。
【ブログ】MUSIC MAN JPシリーズを辿る(Part.1)

さて、続きを進めていきます。
先のブログの最後にあるように、2007年のBFR JP6の登場を経て、シグネイチャーモデル誕生から10年となる、2010年にJPX(10)が登場となります。

これがまた凄い。このモデル専用のBaroloという紫のラメラメカラーなのはもちろんですが、マホガニートーンブロックのボディにチェンバー加工を施しています。(※画像はAXISですが、こんな感じの加工になっています)


ステンレスフレットを採用したネックは、厚さも一段も薄くなり、1弦側のホーンもBFR JP6よりもさらに細くなります。6弦側ホーンも細くなり、見慣れた感じになってきました。指板はエボニー指板になっています。
そして、5wayレバースイッチにより音色のヴァリエーションにも磨きがかかった、まさに

10周年記念モデル

というモリモリな仕様となっています。
チェンバーボディとなる事で、ピエゾの音によりエアー感が増され、これまた良い響きがしていました。
マグネットの音色も5wayとなる事で、従来のミックスポジションのシングル(内側内側)に加えて、外側外側のサウンドとも組み合わせる事ができたので、歪みでどうこうというよりは、ピエゾと合わせたサウンドに幅が出た印象です。


Majestyも含む、JPシリーズの中でここまで多彩なモデルはこのJPXしかなく、チェンバーボディなのもこのモデルのみと、今でも注目している方は多いのではないでしょうか?(個人的にはこのJPXが歴代で一番好きかもしれない…)

そんな10周年モデル(JPX)が出て、次は15周年かな?と思っていた、私も含めた多くのファンの度肝を抜く事が翌年起こります。
そうです。JPXI(JP11)の登場です。

次の年もだすんかーい!!

と驚いたものです。
こちら(JPXI)はチェンバーではなく、再び、ソリッドボディ(メイプルトップ・アルダーバック)になります。もちろんバックのアルダー材は【マホガニートーンブロック】が入っています。
コントロールも3wayトグルに戻り、JPXを元にいつも通りにしたモデルかと思いきや、指板Rが20Rに変更、ネックもさらに薄くなります。(恐らくJP11,12が一番薄いのではないかと…)もはや指板は真っ平ではないかとくらい思うほどの印象でした。
2011年のアルバム(A Dramatic Turn of Events)でも物凄いプレイが多発しております。
そして翌年JP12が登場します。

もはや色違いじゃないか!

と、思いきやボディバックがアルダーからバスウッドに変更となります。
よりサウンドがフラットになり、ディストーションのノリが良くなった印象でした。恐らく歴代JPシリーズの中ではJP12が最もアグレッシブなサウンドであったかと。
実際に先のA Dramatic Turn of Eventsと2013年のアルバム(Dream Theater) ではゲインの深い強烈な歪みが繰り出されています(Enigma Machineとか格好いい音出てます!)し、この2枚はリフもヘヴィで印象的ですが、ソロも凄まじいものが多いのではないかと。
そして翌年(2013年)、JP13の登場です。


毎年出てるしJP11とJP12の違いがボディ違いだったので、

もう驚かされないぞ!

と思っていたら甘かった…。
新PU(Dimarzio illuminator)搭載に加えて、アクティブブースターを搭載。
指板Rは17Rになり、指板もローズに戻ります。(やはりフラット過ぎたのかな…)ボディバックはバスウッドです。
よりマッシブでタイトでありつつも、ソロでは艶やかに、滑らかにというJP氏の希望もあり、開発されたilluminator。この頃からフレーズもやや叙情的になってきた印象もありますので、まさに希望通りというサウンドなのではないでしょうか。

そして凄かったのがこのアクティブブースター。(VOLノブをPush-Pushでオンオフできます)

ブースト量がまさかの+20db。この頃のブースターペダルは強くても+15dbくらいだったので、これがどれだけ強力だったことか。
そのあまりのボリュームアップに驚き、声を漏らした人も出たくらいです。(私もその一人です。)
クランチからリードが余裕で取れるくらいまでゲインアップしてしまう強さなので、かなりなブースト量です。※ブースト量は裏パネルから好みに合わせて操作出来るようになっています。


ちなみにLUKE III にも同じ機能がついていますが、こちらは+12dbで固定されています。これは使ってみるとわかりますが、ちょうど良い塩梅です。(※LUKEの場合はバックパネルを開けるとブースト量を調整出来るようになっています。)

JP11,JP12のテクニカルに振り切った仕様から一変したJP13
ニュアンス的な部分というか、今までのマシーン感が良い意味で薄れて、さらにサウンドメイキング的により取り回しがよくなった印象でした。
プレイアビリティ的にはJP15とほぼ同じな感じだったと記憶しています。
そして次はJP14が出るとみんなが当たり前のように思っていた中、登場したのがMajesty

いや、ちょっと予想外過ぎてもう追いつきませんよ!

ってくらいの衝撃でした。
なんとなくそんな布石となったモデル(ARMADA)があるのですが、それは別途進めます。(長くなるので…)
出ると思っていたJP14がMajestyにすり替わり、これでJPシリーズの進化は終わりかと思っていたら、終わっていませんでした。
さ、いよいよJP15の登場です。(ようやくたどり着きました!)

ローステッドメイプルネックにローステッドメイプルトップ、ボディバックはマホガニー。ついにマホガニートーンブロックではなく、バック材そのものがマホガニーになります。
この頃はローステッドメイプルが頭角を現して来ていましたので、そうくるかなと思っていましたが、まさかのボディトップまで、ローステッド。(サハラバーストカラーのみ)

期待は裏切りませんね。

こちらのモデルは今もレギュラーとして継続となっておりますので、集大成とも言えるモデルなのかもしれません。現行モデルでもあるので、ここはサクッと通します。
そしていよいよ最後となるJP16の登場で、また衝撃が走ります。

まさかのピエゾ未搭載にダブルロック式トレモロ。
それもなぜかFloyd Rose Pro ではなく1000シリーズのFloyd Rose 1000 PROを採用している謎な部分も。
新PU(Sonic Ecstasy)を搭載しているとは言えども、 ボディもマホガニートーンブロックなしのバスウッド単体となっており、JP6同様の深いエルボーカットが入っています。
これは進化というよりは

原点回帰

と言っても良いのかもしれません。
Folyd Rose Proのルックスも相まって、某ピカソギターを思い出した方も多かったのではないでしょうか。
このモデルは国内ではあまり話題にならず、ひっそりと姿を消した印象が…。音もあまり覚えてないです。(この振り返りをするまで忘れたくらいなので…)
こうなったら

JP17はどうなるんだ?

と思いますよね?
が、JP16以降は今までのモデルの限定カラーが単発的に登場したのみで、新モデルは発表されず、今度はMajestyの方の進化していく流れとなります。
JPシリーズもJP6JP15のみと恐らくJP15の時点でこのシリーズは完結したのではないかと思っております。

いかがでしょうか?

JPシリーズの20年に渡る流れを辿ってみましたが、お楽しみ頂けましたでしょうか?
その時代のアルバムや音源と共に辿ってみると、どうしてこういう進化を遂げたのかというのも垣間見れるのも面白いところです。
そんな訳で、次は省略してしまったMajestyについて綴っていこうと思います。
それが終われば、次は音作りからJPを辿っていってみようと思います。(出来るかどうかはやってみないとわかりませんが…)
コーナーもリニューアルしましたので、より気軽にお試し頂ける環境になっています。

今回のブログを見て興味を持った方、ぜひご来店ください。
お待ちしております。
それでは。

和田

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