【ブログ】BottomLineを響かせて。(Crews Be Bottom’24)

【ブログ】BottomLineを響かせて。(Crews Be Bottom’24)

こんにちは。和田です。
前回のCrews JACKSON5に続き、今回はCrew Be Bottom’24のご紹介です。
JACKSON5紹介のブログはコチラ↓
【ブログ】そこに歴史あり! Crews JACKSON 5 編

こちらもJACKSON5同様に30年近くエアドライを施したフレイム入りのスポルテッドメイプル材をトップに採用したモデルが入荷しております。

Low-Bはもちろん、ベースとして重要であるボトムをしっかりと聴かせるという意味を込めて Be Bottom と名付けられています。(元は違う名前だったそうですが、色々あったそうです。)
その名前からも予想が出来る通り、Be Bottomは5弦専用モデルとなります。
4弦には【B】がありませんからね。
21F仕様と24F仕様でボディ形状が違うというのも面白いところです。
Be Bottom’21

Be Bottom’21はVintage JBスタイルを使用したプレイヤー向けにデザインされており、リッチで豊かなローエンドを響かせる為に通常のJBよりも大きなボディを使用しているのが特徴です。
そして24F仕様である Be Bottom’24は多彩なプレイを必要とするプレイヤーに向けたモダンスタイルとなります。
Be Bottom’24

ディンキーシェイプのボディ、24F、エボニー(またはメイプル)指板と見た目も Be Bottom’21 とは狙っている部分が違うなと言うのが見た目からも想像できると思います。
実際に誕生するまでの経緯も違うので、同じ名前ながら違いがあるという事です。
今回はJACKSON 5から続くBe Bottom’24の誕生について。

時はJACKSON 5が誕生した90年代
国内のミュージックシーンではシンセサイザーがメインとなっている楽曲が主体となっていました。
当時のヒットソングを思い出してみてください。今ではあまり聴かなくなったオーケストラヒット(オケヒット)とかがキメで当たり前のようにジャンジャンなっていた時代です。(オケヒットとか久々に口に出した気がします…。)
先日ZARDデビュー30周年でサブスク解禁となって久々に全アルバムを聞いた時に当たり前のようにシンセが入ってて、懐かしさと共に改めて驚きました。
いや、もうミキシング大変でしょうコレ…。複数のシンセに加えて、ベースやらドラムやら改めて真面目に聞くと冷や汗ものでした…。
あ、これはUSAGI NO MIMIの楽しみ方とかのネタですね…。(機会を見て触れてみます。)

懐かしさのあまり、少し話題がそれてしまいましたが、この様な楽曲の都合上、低音部分が必然的に重要視され、ベースでもEより下のサウンドが求めらえれるようになってきます。

そんな中で安定したLow-Bサウンド、4弦ベースからナチュラルに下がっていく重低音が欲しいとのリクエストとプレイアビリティが求められるようになり、既にそのサウンド、条件を満たしていたJACKSON5を元にBe Bottom’24が誕生するわけです。
Be Bottom’24がJACKSON5のフレテッドモデルと言われる所以はここにあります。
実際に並べてみるとよくわかります。

見た目は同じHipshot A-styleを採用していますが、JACKSON 5ではブラスの比重のあるものを使用し、よりフレットレスらしいどっしりとしたサウンドを狙い、Be Bottom’24ではスラップ等でのキレを良くするために軽量なアルミニウムを使用したブリッジを搭載しています。
このブリッジの違いによる音の響きの違いが結構効いています。
もちろん、Be Bottomでよりどっしりとした音が欲しい方はブラス製のものを採用するのもOKです。
同時期に完成したお客様から頂いたオーダーのBe Bottom’24はブリッジにGOTOH S510B-5 を採用し、ローエンドがよりどっしりと気持ち良いサウンドでした。
オーダーベースご紹介のブログはコチラ↓
【ブログ】お客様オーダーのCrews Be Bottom’24が完成しました。

アクティブデュアルコイルのPUを2基搭載&プリアンプのオン・オフでベース、トレブルの±12dbのブースト・カットによるコントロール。
これを18Vで起動することにより、Low-Bの重低音を余すことなくクリアでパワフルにアウトプット。
ベースとして重要なボトムをしっかりと響かせ、4弦からナチュラルにLow-Bへと続く低音はシンセやオケヒットが多用され、様々なローエンドが交錯する中でもしっかりとその存在感を示すことが出来ます。
【B】のBottomをしっかりと響かせ、聴かせることが出来るのはもちろん、ハイポジションのアビリティもしっかりと考慮した5弦専用モデル。それが

Be Bottom’24

です。
ぜひともこの名前に込められた響きを感じ取って頂きたいです。
それでは。

和田

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