【ブログ】新品の楽器を使ってもクラシックなサウンドは得られるのかい?

村田です。私ごとですが「顔面麻痺」というものになってしまい、顔面が綺麗に半分だけ、全く動きません。トホホ。と言う事で今回はトークなしの動画となります。まぁ顔はもともと…ね!

まずは動画をチェックしてみてください。

この動画はギター(クルーズヴィンテージライン/LED-1959シリアル)から

UOZ BOD-01(今後、極少数店頭にて販売します)

UOZ BB-01(今後、極少数店頭にて販売します)

VOX AC-30 C2X(アルニコスピーカー)
マイクはROYER R-121、マイクケーブルはAlbedo、オーディオインターフェイスはUADアポロで録音しました。

で、なにが凄いのか

まず、クルーズ LED-1959ですが、前半と後半は何もペダルをONにしない状態でサウンドチェックしています。

・コードを鳴らした時の分離感

・巻き弦の「ブルブル」とした質感

・プレーン弦ハイポジションを弾いた際の音の伸び/奥行き感

・全体的に感じられるホロウボディーのような空気感

改めてこう言ったサウンドが素晴らしいと思います。

アーチ(カーヴ)トップモデルなのでエア感はもちろん感じられますが、ボディーバックの「材の音」まで感じられるこの音は、なかなか凄いと思います。特にそれが3次元的である、という事もポイントだと言えるのではないでしょうか。ピッキングに対しても非常に素直で、強く弾くとアコギの様な倍音が感じられますが、これは生音でも感じられます。そしてもちろん、その生音のポテンシャルを確実に拾い上げるK&Tのピックアップ。特にネック側の音の奥行き感はピックアップのキャラクターによるところが大きいと思いますし、ブリッジピックアップはピッキングするポジションで多彩な響きを生み出します。

そして特に、ミックスポジション。両ピックアップのボリューム/トーンがフルの際はウェットな質感のサウンドですが、ネック側のボリュームとトーンを共に「5」にセットした際のサウンドはクラシック・ロック(またはブルーズ)において必須のサウンドです。お手元のLPモデルでこの音が得られるでしょうか?是非お試しください。

さらに、これがそこまでパワーアンプをドライブさせていないVOX AC30からの音、という事もすごい事だと思います。さらに録音した部屋は簡単な防音が施されており、ほとんど部屋鳴りがない状態。それでこの音なんです。

使用したペダルにも注目

今回はミュージシャンであり、アンプコレクターでもあり、さらには有名店のアンプリペア/チューニングなども行う魚頭氏が製作したペダルを使用しました。

ツマミ3つのペダルがBOD-01、ツマミ1つのペダルがBB-01です。

BODがオーバードライブ、BB-01はブースターだとお考えください。NOSのFETトランジスタを使用しています。このペダルは一般流通していない(楽器屋さんでは買えない)ペダルですが、今回極少数をフーチーズ店頭でのみ販売の予定です。通販は原則、行いません。

これは古いパーツ(60年代のアンプに使用されていたパーツ)を使用している事もあり、各ペダルに共通する同じテイストはあるものの、ペダル毎に音のバラツキが生じるためです。という事で、実際の音を聞かずに購入していただく訳にはいかない、という製作者の要望からです。

これらのペダルはまるで古いアンプを大音量で鳴らした際のサチュレーションを再現するかの様な感覚の歪みを生み出します。それは前記の「個体差」も含めて、オールドギアの質感を含んでいます。今回の様に小音量で鳴らしても、大音量で鳴らしても驚くほど有機的な倍音を生み出します。機会があれば是非店頭でお試しください。*UOZペダルシリーズはベースにも最高です。是非「ベースのトーンはいつも全てカット」なベーシストの皆様はお試しください。

VOX AC30はとても良いアンプ

今回はアルニコスピーカー搭載のAC30C2Xでチェックしました。トーンセクションを通過しないノーマルチャンネル。ゲインは5程度。ボリュームは時計9時方向です。AC30はオーヴァードライブサウンドのお手本の様な音で有名ですが、例えばMarshall JTM系やBASSMANに比べるとローがスッキリとしています。途中Steppin’ Out を弾きましたが、本来であればもう少し「ズモ〜」としたロー感とややドンシャリな雰囲気が欲しいところ。AC30ではそのサウンドは得られませんが、UOZペダルをプラスする事で近いテイストを狙いました。何れにせよ「音の基準」として、やはりAC30のサウンドは無視できないと思います。

という事で、全て新品の楽器を使用して70年代風のサウンドを作ってみました。店頭で試奏するレベルの音量… ご自宅ではちょっと難しい音量かもしれませんが、取り立てて大音量という訳でもありません。

ここから調整(弾きこむ)事で、さらに音は馴染んでいきます。それでもスタート時のポテンシャルとしては驚くほどだと思います。LED/UOZペダル共に、もちろん現在の機材ともマッチングは良いとおもいます。しかしながら「出したくても出せない音」という意味ではこのテイストに魅力を感じる皆様も多いのではないでしょうか?

LED-1959商品ページはこちらから

気になった皆さんは是非、お問い合わせください。

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