【連載コラム】USAGI NO MIMIの楽しみ方【MADすぎるライブ盤】

村田です。

先日、某中尾さんがオーダーしていた怪しいフィルターペダル(パフォーマンスギターのシンセフィルターをペダルにノックダウンしたもの)を自慢にご来店。

これはもうMOOGじゃないか…

同じタイミングで音楽マニア/ファズマニアのレコード会社知人(以前ダイナソーJr.の面々をフーチーズに連れて来てくれた方)もご来店。

このフィルターペダルが最高で、ヤンヤヤンヤの大騒ぎ(仕事中ですスイマセン…)で試していたのですが、その時にファズマニアがファズとそのフィルター・ペダルを繋いで一言「これ弾いてるとプライマルでケヴィンシールズが弾いてた時の音思い出すね。超正統派ロックンロールリフの後ろで鳴ってるフィルターサウンドあるじゃん?」

おお…あのノイズ。名盤。LIVE IN JAPANだね?

と言うわけで今回はPrimal Screamの「LIVE IN JAPAN」です。

2002年11月16日~18日に行われたZEPP TOKYOでのライブを収めたこのアルバム、時代の音を色濃く反映しております。今回USAGI NO MIMIで改めて聴いてみて思いました。完全にぶっ壊れてます。

#1のAcceleratorなんて、ずーっとケヴィンシールズのエンヴェロープフィルターの音(しかもローパスの、所謂「耳にクる」やつ)が全開で鳴りっぱなし。#2Miss LuciferはFuzzriteまたはHoney SUPER FUZZ直系の激ファズサウンドがレイヤーの最上位に配置されつつ、ミッドレンジには超王道/クラシックロックのサウンド…まるでアンガスヤングのミッドレンジの様なギターが鎮座。このコンビネーションが絶妙。

さらに#3 Riseではイナタく歪んだベースで幕を開け、ヴァースではシンセ、サビでは又してもノイジー(というか普通の人にはノイズとしか感じられない)音が。途中はROBOTALK的なランダムアルペジエーターのサウンドも聞けます。

と、全曲解説してもしょうがないのであとは是非アルバムをチェックしていただきたいのですが、とにかく音が荒れ狂っています。特にUSAGI NO MIMIで聞くと高域の「チキチキ」がこれまでに聴いたことが無いくらいにMADに再現されます。低域が強めのパワード・スピーカーで再生すれば、まさにマッドチェスター+シューゲイズ+あの時代のクラブの雰囲気がそこに!

USAGI NO MIMIはこちらから→http://hoochies.info/usa33_sppage/

で、荒れ狂ってはいるのですが、芯となるサウンドは非常に「正当派ロックンロール」なのです。これがプライマルスクリーム…というか、あの時代の音創りの良さだと感じます。全然、音が平面的でないんですね。妙に低域にフォーカスしている訳でもなく。ともすれば「ギターの音、デカすぎじゃない?」と言われますが、それこそがUKロックの基本でしょう。とにかく耳が疲れますが、最高にカッコいいです。LPで聴きたいなー。

と言うことで盛り上がった時に「そういえばプライマルのスタジオ作品で聴けるギターの音って、ライブ盤とは一味違っていい音だよな、と思い…

このアンプ、まさにあの感じ

と言う訳でSuhrのHombreというアンプのサウンドチェックです。

最高のクランチ/オーヴァードライブ。
まるでヴィンテージマーシャルじゃないか…

是非、チェックしてみてください。

MWrata

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