【ブログ】Crewsの哲学を体現したギター“Aristoteles“とは(第2回)

フーチーズ渋谷店のイワサキです。
今回は前回に続き、更にAristoteles V2のハードウェア面をフィーチャーしていきます。

Crews Maniac Sound/Aristoteles V2

さて、Aristoteles V2 Tremが「Trem」たる由縁ですが…

このV2 Tremに採用されているブリッジはGOTOH製510T-FE-1。
ワールドスタンダードとなっているGOTOHブリッジは非常にヘビーデューティー。
音質的にはビンテージ路線とはやや反対の位置にありますが、モダンな音楽にも対応できるAristotelesのバーサタイルな性能との相性を考えれば、ベストなマッチングと言えるでしょう。

なお、AristotelesにはHIPSHOT製FIXEDブリッジを採用したノントレモロバージョンもあります。
このFIXEDブリッジは独立サドル構造ながら、弦振動を受けた際にサドルがプレート内で暴れないため、ロスなく振動をブリッジ全体で受け止めてくれます。
トレモロブリッジならではの倍音とエアー感を出したいのであればTremを、よりソリッドな鳴りを重視するのであればノントレモロ、というチョイスができますね。

ヘッドに配されたペグはゴトーガット製ロック式ペグのSG-360 MG-T。
ロック式ペグはサウンドにも影響し、弦の鳴りがタイトに。アンプを軽くクランチさせたセッティングでギャリン!と弾いた時や、ヘビーディストーション時にリフを弾いた際に、このペグがもたらす重量感の恩恵が感じられます。
チューニングの安定感や弦交換のスムーズさも特筆すべきポイントでしょう。

そしてもう1つ。ボディバックに施されたコンターにも注目です。
このコンターが体にフィットすることで、抱えた時に体とギターが1つになる感覚を生み、長時間プレイした際の体への負担を減らしてくれます。ここまで大胆且つスムーズなコンターはAristotelesの「収まりの良いすっきりとしたサウンド」を形成する要因にもなっていそうですが、まさに「プレイヤーのためのギター」という言葉がAristotelesに似合うと思います。

こちらはVOX VALVENERGY MYSTIC EDGE のサウンドチェックに、Aristoteles V2を使用した時の動画です。
前半をノントレモロver.、後半をTrem ver.の2モデルで音録りしていたので、結果的に比較のような形になりましたが、いずれもピックアップはコイルタップモードにしてあり、アンプのセッティング等は変えていません。
両者を比較すると倍音の出方に差が出ています。ノントレモロは全体が締まったようなサウンド、Trem ver.は若干エアー感が加わり、高域の倍音が表に出てきています。
ブリッジの差でこれだけ音の性質が変わるので、Aristotelesというギターの括りの中でも、音の個性の出し方が変わってくるかと思います。

次回はさらなる上位モデルの魅力をお伝えしたいと思います。

ーAristoteles 商品ページー

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