【コラム】検証:ところで、ジャックを変えたら音は変わるのかい?

先日入荷したアナリシスの「Qi ジャック」にお問い合わせをいただいております。初回入荷はサンプル程度との事なので、定期的に入荷するのは少し先になりそうです。既にお買い求めいただきました皆様はありがとうございます。

さて、このジャック。入荷のご案内時にTwitterで

とツィートしましたところ、皆様に「気になる」ツィートをいただきました。ありがとうございます。その中のリツィートからこう言ったご意見をいただきました。

ありがとうございます。

確かにその通りで、こちらのツィートの内容に問題がありました。安直にモノを言ってはいけませんでした。

言いたかった事は「しっかりとプラグがホールドされるジャックなので音色が安定する」と言うこと。そしてリツイートでもいただきましたが「高域が出る事で低音の輪郭が出る」まさにそう言う事です。ジャックが重いから低音でる=そう言う事ではないですね。大変失礼いたしました。そしてジャック自体もそれほど重くはありません。軽くもありませんが…


一応、すでにご購入いただいた皆さまには購入時にご説明致しましたが、折角なのでここで改めて検証しつつ、どう言うプラグかを見ていきたいと思います。

となると、やはり動画でチェックしてもらうのが良いでしょう。
以下、今回のセッティングです。

なるべく素直な音で撮りたかったので、ベースからのケーブルはアコースティックリバイブをセレクトしました。ベースからチューナーなども通さずに直接アンプにインプットしています。

アンプのスピーカーアウトからOLLA D.Iに送り、スルーアウトからスピーカーを駆動させています。録音した音はOLLAのバランスアウトからオーディオインターフェースに立ち上げています。プラグイン処理も最小限に留めてあります。EQのみでコンプは使用しておりません。 アンプで作った音をDIを介してライン録音しています。プラグインEQでスピーカーの雰囲気を作っています(ど定番PULTECのプラグイン)

弾き比べは最初にSC #11ジャックの状態で録音。そのままジャックだけをQiに交換し、全く同じセッティングで弾きました。

以下、弾き比べ動画です

今回は村田が弾いていますので演奏(フレーズ替わっちゃってますね…笑)はともかく…音にご注目。

ジャックを交換するだけで音が変わるのか?確かに変わります。

例えば同じSWITCH CRAFT#11でも少し古いものと現行のモノで音は変わります。軍規格品になるとさらに分かり易く変わります。モノジャックとステレオジャックとでも音は変わります。オープンタイプとクローズドタイプでも音は変わります。つまり、(楽器は特に)基本的に「何かを行えば」音は変化します。

では、SCの#11とANALYSISのQiジャックでは、どのように変化したのか?

個人的なイメージでは、SC #11になんの不満もありません。Qiと比べると、やはりQiの方が音が明瞭に感じます。SC#11で感じられた低音のモワーっとした音がQiでは感じられません。ソフトなピッキングでは大きく差はありませんが、ハードなピッキングでは明らかにQiの方がサウンドが明るく、音像が見えやすいと思います。低域に関しては「ローが出る」ワケではなく、ローの余計な「モヤモヤ感」が無くなって音が明瞭になります。加えて、アンプ側で低音を調整し易くなります。より低音をブーストしても、音が破綻しませんでした。

今回、ベースを中心に話をしておりますが、もちろんベース用のジャック、と言うワケではございません。次回はギターでチェックしてみましょう。

と言うわけで、劇的な変化ではありませんが、明らかにサウンドは変化します。そして何よりもこのQiジャックはホールド感が素晴らしい。接触不良にも強いと言う事です。

楽器にこだわりを持つ皆様は是非、一度お試しください。

そしてこのベースですが、定番のクルーズJB-ModernにK&T KING PINピックアップを搭載したモデルです。

Crews JB-Modern w/K&T King Pin デジマートで見る

ラインで録音し、プラグインでEQ処理しただけでこの音。DIもケーブルも素晴らしいのですが、ベースそのモノの良さを痛感しました。ベーシストに弾いてほしい… とにかく、今後も周辺機器も踏まえて、ベースサウンドのブラッシュアップを推奨してまいります。ベーシストの皆様のご意見もお聞かせください。

ご来店お待ちしております。

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