【SOLD】CORNELL/DC. DEVELOPMENT -CUSTOM 80 “ERIC AMP”-

売却済

エリックアンプストーリー
by Dennis Cornell

思いがけずエリッククラプトンのギターテクニシャンから電話をもらい、僕宛の手紙を預かっていると言われたんだ。エリックは、サウンドに問題をかかえていて、それを僕ならなんとかできるはずだと書いてあった。彼は2台の古いツィード・ツインアンプを使っていたが、それがもはやツインアンプとしての音をださなくなっていると言っていた。

当時エリックは、フェンダーのバイブロ・キングというアンプを使っていて、ミッドのレスポンスが悪いことに気が付いた。アンプは、ベースとトレブルを切って、ミッドが目いっぱいになっているのにもかかわらず、まだベースとトレブルに不要なサウンドを含んでいた。僕はちょっとイコライザに調整を加えて、トレブルのレスポンスを切ってみた。しかし、クリーンで切れのよい音をだしてしまうJensenスピーカーのせいで、ミッドレンジのサウンドが十分に得られていないと感じた。

これらの調整は確かにある程度の助けにはなったものの、最終的にエリックが自分専用のカスタムアンプの製作を決めて、そのオファーを受けた時は…さすがにうれしかったよ。エリッククラプトンの音楽に対する目標は進化を遂げることであり、常に新しいスタイルを生み出して、自分が最終的に聞きたい音というものを正確に把握している。僕の仕事は、そういった彼の要望に答えて完璧なアンプを作ることだった。彼の欲している微妙な点を考えると、やりがいがあった。

CUSTOM 80 Ver.1

すべての作業は、エリックのギターテクニシャンであるリー・ディクソンと綿密に打ち合わせをしながら行われた。彼は、エリックの音を誰よりも知っていたからだ。リーは、とっても協力的で、彼とはトーンだけでなく、機能や外観をどうするかについてもかなりの時間を一緒に費やした。そしてついに僕らは、エリックの古いツィード・ツインアンプにかぎりなく近くて、それでいてミッドのきいたブルースサウンドを作り上げることができた。

僕らは、チャンネルを2つ作ることにした。チャンネル1は、ボリューム、ベースとトレブルで成り立っている。イコライザは、エリックの1956年製ツィード・ツインアンプに近いもので、トーンの調整に左右されることなく、常に温かみのあるミッドレスポンスが効いている。それは、とても単純な”ギターをプラグインするだけ。それでOK”というサウンドだ。チャンネル2は、ボリューム、ベース、ミッドそしてトレブルだ。この調整は、いわゆる通常のイコライザよりもずっと複雑なものだった。各コントロールは、それぞれのチューブステージを持っていて、ワイドレンジコントロールができるので、どんなポジションにしてもアンプ本来のトーンに達することができる。

出力ステージには4本の6L6出力チューブを使用していて、余裕で80ワットを出力する事ができるクラスA/Bで動作させている。さらに20ワットに出力を減らすスイッチも備えた。さらに、スピーカーには「トーンタビー」というヘンプ(麻)のコーンを使用したアルニコスピーカーを採用した。僕たちは、少なくとも10種類の異なったスピーカーをテストしたが、最終的にこれがエリックの要求に近いものと判断して決めた。キャビネットはバーチの合板で作り、古く見えるように細工したフェンダーのツイード生地で覆った。

これが、映えある「クイーンズ・ジュビリー」コンサートで使用されたアンプで、エリックのギターは、チャンネル2のほうに接続されていた。また、エリックはこのアンプをアルバムRingoのレコーディングや、ブランズハッチでのフェラーリコンサートでも使用した。しかし、その後エリックはアンプをできるだけシンプルにしたいと考えたんだ。それで、今はチャンネル2を取り外した。

Description

こちらは2003年製のコーネルEric Ampのデットストック品となります。
保証書/マニュアル付属

  • 長期在庫品となりますので、パネルにくすみ等がございます。詳しいコンディションに関しては購入前にご確認ください。
  • 真空管のコンディション等は問題ありません。もし不具合があった場合は当店もしくは輸入元にて対応いたします。
  • 保証規定は新品と同じ期間/規定となります。
  • 当店入荷時から専用のボックスがないため、発送の場合は当店にて箱を用意し、梱包を行います。
  • 正規輸入品・100V仕様
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