【ブログ】お客様オーダーモデルの材料選定に「 Yokoyama Guitars 工房 」へ行ってきました。

【ブログ】お客様オーダーモデルの材料選定に「 Yokoyama Guitars 工房 」へ行ってきました。

こんにちは、橋川です。

先日、お客様オーダーモデルの材料選定に、日帰りで Yokoyama Guitars 工房へ行ってきました。当日の天気は晴天。紅葉も徐々に始まっており、秋の装い。長野らしい、とても良い雰囲気です。

日夜の寒暖差のため、朝早い時間は霧に囲まれていましたが、徐々に霧も晴れ、アルプスの山々も綺麗に見えていました。

工房への到着は8時過ぎ。まずは現在仕掛かり中のお客様オーダー品のチェックです。

NN-SEE / Sitka Spruce (Bearclaw) & Exotic Ebony

神奈川県 K様にオーダーいただいたニューヨーカースタイル。

どうですか。この杢目のインパクト。ボディトップのベアクロウの入ったシトカスプルースに始まり、バック&サイドのエキゾチックエボニー、指板のマダガスカルローズウッドと、ワイルドな杢目のオンパレードです。

このあとフレット打ちをして、塗装工程です。

AN-SH / Sitka Spruce & Honduras Mahogany

こちらは東京都 H様オーダーの、ノンカッタウェイ / オーディトリアムスタイルです。

最近では珍しいパズルタイプのロゼッタを採用した、シンプルな仕様です。バック&サイドに使われているホンジュラスマホガニーは、実に美しい杢ですね。

こちらも、まもなくフレット打ちの工程です。完成は年末頃でしょうか。今しばらくお待ちください。

AR-CR / Red Cedar & Indian Rosewood

今回オーダーいただいたお客様からのリクエストは、まず「ARシェイプ」、「レッドシダートップ」という内容。バック&サイドは「インディアンローズウッドはいかがですか?」と、こちらからご提案の上、あとは「どうしましょう?」との事でした。

タイミング良く、ちょうど工房に伺う予定がありましたので、現地より直接画像をお送りさせていただき、ご希望に合わせて変更していくというスタイルにさせていただきました。

以下、現地よりお客様へお送りした画像達です。

まずはトップ材、レッドシダー。

続いてバック材、インディアンローズウッド。

ヘッドトップの天神板は、ある程度ご希望をお伺いして、3種類の材料を撮影。カマティロ、マダガスカルローズウッド、インディアンローズウッドです。

各材料、雰囲気の異なる数枚を撮影してお選びいただきます。

こちらはバインディング材です。メイプルとローズウッドからお選びいただきました。

最後に装飾部分ですね。エルボーを丸めたコンター加工と、指板エンドの段差加工「2 Step Wave」です。イメージが湧きやすいように実機の画像送付です。

お客様にリクエストいただき、無事オーダー材料の選定が完了しました。材料の集合写真を撮影し、イメージが湧くようにお送りさせていただきます。完成まで約4ヶ月程度です。

今回、材料選定一連の流れを動画撮影してみました。定点カメラで撮影したので、横山氏も私 橋川も普段通りのテンションです。初めての試みでしたが、雰囲気を味わっていただけると思います。

実際の選定は約3時間程度かかりましたが、約10分程度にまとまっています。お時間がある時にぜひお楽しみください!

ご購入いただいたお客様へプレゼントしている小物入れや、焼印入りプレートなどなど。大変ご好評いただいております。嬉しいですね。工房にて追加でいただいてきました。

残りわずかですがアニバーサリーモデル、オーダーやストック品をご検討中の皆さま。ご不明な点はぜひお気軽にお問い合わせください。

フーチーズ サイドパーク店 / 042-316-6113

こちらの動画も、お時間がある時にぜひご覧ください。

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